クリントイーストウッド監督 アンジェリーナジョリー主演の「チェンジリング

映画館の無い小林市なので^^;
DVDで鑑賞しました。
実話と称して脚色の強い映画が多い中、この作品は95%史実に基づいたノンフィクションとの事です。
事件は1920年代後半に起きた
ゴードン・ノースコット事件を元にほぼ忠実に描かれてる。
<感想>
心揺さぶるいい作品でした。
冒頭で息子に対してのセリフ
「自分から殴るな、ただし売られた喧嘩は買え」に違和感を感じていたのですが、ストーリーを通して、ココは引いちゃいけない所だよなと、・・・なかなか説得力のある実話です。(でも現在ならありえないような話・・・)
エンドロールを最後まで見てしまう映画も最近ではほとんど無い中、最後まで見てしまいました。たしかミリオンダラーベイビーもそうだったような・・
(共に音楽はイーストウッドのピアノ曲だと思う)
イーストウッド作品って70歳を超えたあたりから確変中ですね^^
最後に、クリスティンコリンズが
「おかげで今まで持ち得なかった事を得ることが出来ました。・・・希望です。」
↑このセリフ、流れから先に読めてしまうのに、妙に心に響きました。
生涯息子が生きている事を信じていたとの事・・・・
私には子供はいないのですが、「背すじ伸ばして、ちゃんと生きなきゃな」と身につまさる思いです。
そういえば
日本にも
「子供が生きている事を信じている」
そんな方々がいらっしゃる事を連想させられました。
「希望を持って欲しい」とは、あまりにも無責任で言えないのですが、幾ばくかの願いでも、いつか叶う日がくる事を影ながら祈っております。