NHK番組「プロフェッショナル」の再放送を見ました。
レビューは既にネット上でたくさん出ているので、個人的な事を書いていきたいと思います。
※本当に長文で、ほぼ備忘録なので興味の無い方(おそらく大半の方)はコチラへどうぞ。
今回は酪農家の方の話で、タイトルが「立ち止まり、足るを知る」
エピソードは、がむしゃらにやって来て、ふと身の丈にあったやり方に気付いた時に、いろいろなものが見えて来たというもの。
自然に逆らわず、規模拡大を目指さないスタイルは、身の丈以上のものを追い求めている時よりも出費が少なく、結果的に以前より利益がある事に気付いたとの事。(利益だけに限らず)
この「立ち止まり、足るを知る」ですが、妙にピンと来ました。
「足るを知る」は、
ここ3~4年、頭をよぎり続けている言葉です。
私の現在の生業はネット広告業です。(一般的にいう、しがないアフィリエイターですね)
アフィリエイトを始めて4年目には年収で「スーパーアフィリエイター」といわれる額に達しました。
(↑このような事をブログ上に書くのははじめての事です。)
税金もたっぷりと納めさせて頂きましたが、青色の税理士判なしで、当時騒がれていたネット収入での申告ということもあり、税務調査が入りました。
追加分もしっかり収め、税務署の方に「凄いですね」との言葉を頂くことに。
心境はもちろん複雑でしたけど^^;ポジティブに受け止めましたよ。
今では税理士とも契約しています。
新築の一軒家も購入し順風満帆。
と思っていたのは自分の周りの人達で、・・・自身は常に何かに囚われている状態でした。
アフィリエイトは通常の物販サイトやECと違い仕入れコストがありません。
よって、うまくいけば利益を出しやすい稼業でもあります。
以前日誌に記した苦しい時期「決して一気に飛び出そうとしてはいけない」を乗り越えると、「あの時期はいったいなんだったのだろう」と云わんばかりの変化を見せました。
しかし・・・・
人は順調なときほど代償の払い方を間違えていることに気付かないものです。
私も例外ではなく、求めたものを得る為に本来適切に払う代償と違う代償を払っていたのだと思います。(過去日誌数字はあとからついてくる)
極端な例ですが、
この間違った代償を払っている状態のときに両手を骨折する事故を起こしました。
一見関係なさそうな事故ですが、
数字を追う>SEO病になる>寝不足になる>不慮の事故・・・です。
当時、電話で兄と話をし、「こんな代償はもう二度と御免」と言った覚えがあります。
話は飛びますが、
キーワード広告のプロ滝井さんのつぶやきにあった
需要の刈り取りばかりして楽しているとしっぺ返しが宇宙からやってくる(本当)。
利害関係は置いといて^^; ↑これ本当です。
友人には「奢りたかぶり」と誤解されそうな行動をとっていたり、肉親にも中途半端な事を伝えていたり、・・・・とにかく、十二分に配慮していたつもりでも、相手に数字を出してしまっている以上、先入観ありきの関係になってしまいます。 知らぬ間に、間違った代償は人間関係にも波及していたのです。
適切な代償を払わずして足るを知らなければ、もっとひどい事になっていたでしょう。
そして2年前
いったい自分の身に何が起きているのかを理解する為に、立ち止まりました。
しかるべく収入も減る訳ですが致し方ありません。
以来、「適切な代償とは何か」を常に意識して探求しています。
それが理解できないままなら、現状維持です。
機が熟すのに時間を要するタイプの私・・・2年たっても、ぜんぜん熟していません^^;
ですが、おかげさまで以前よりは見えています。
私生活であれば
「求めるものに対しての適切な代償」
↑ココは未だに未熟
WEB運営であれば
「人に喜ばれるもの」
「人の役に立つもの」
「自分自身が充実した日々を送れるもの」
「且つ事業として成り立つもの」
を提供する事を目指す。
・・・etc・・・
その探求の一環として一ヶ月ほど前からツイッターを利用しているのですが、
私よりかなり若い方々のつぶやきがすごく刺激になります。
こたろうさんのこのつぶやきはすごく共感できます。
又、こたろうさんのお友達?ソータさんは私のような裏舞台ではなく、表舞台で大いに活躍してほしい!と勝手にここでエールを^^
そして、おじさんもマイペースで頑張るのでしたw
・・・・・また脱線ぎみですね(汗
「立ち止まり、足るを知る」
以上の事は若い頃から頭の中で知ってはいる事です。
でも実際に自分がその立場になると、鍛錬がより必要な事を実感します。

そして、立ち止まりながらも前をみよう♪「一歩前へ」と自分を奮い立たせる為の日誌でしたw
2010/2/28追記
WEB人管理人さんリスタートおめでとう♪ おじさんも負けないよう精進します!