え~と、「YSTのリダイレクトによる特性」の話。
SEO界隈ではYSTからBing日本版への移行が騒がれてますが・・・
そんな中、YSTの話です^^;
米YSTが米Bingに移行した後、日YST~日Bingへ移行するのに数ヶ月のタイムラグがあると予想されます。
よって、下手をすれば、Bing導入までは半年以上期間があります。
その間、指をくわえて見ているより、SEOに関して、いろいろと検証してみる事で、Bing導入になった際、その術が活かせると思います。
なので今回は復習の意味も込めてYSTの話です。
ようやくここから本題(笑
<事象>
つい先日、ネット上の友人Kさんのサイトと私が運営している古いサイトとでTOP相互リンクをしました。
数日後
①Kさんの運営するサイトは私のサイトのリンク検索でしっかりと反映。
②私の運営するサイトはKさんのサイトのリンク検索で、出たり、消えたり(汗
補足:YST検索でlink:URLは
検索でそのURLにリンクしているサイトでリンク力の強い順に表示されます。
※サイト力ではなくリンクジュース力です。念のため(汗
①の結果はKさんのサイトからしっかりとリンクを張って頂いておりリンク力を頂いている事になります。
②の結果は私のサイトからリンクを張っているものの、不安定な状態を意味してます。
そのサイトからは未だに収益もあるし、キーワード検索でしっかりと上位獲得となっているので不安定な状況なはずもなく、少し調べてみました。
<検証>
以下が、被リンクチェックの検索結果画面です。

赤枠内が私の古いサイトです。
よく見ると、URLが通常のTOPページと異なっています。
A:キャッシュされたURL
www.○○○○/index1.html キャッシュ情報は最新
被リンク数4780
B:表示されたサイトタイトルのリンク先
www.○○○○ キャッシュ情報は2ヶ月前
被リンク数2820
KさんはBにリンクしてくれているのですが、キャッシュとして拾われたのはAです。
これには理由があります。
AとBは同一サイト内コンテンツで、AのページをBにリダイレクトで統一。
メタリフレッシュによる統合なので、最後はBに集約されます。
私のグループサイトの被リンク検索でも、Bからリンクを受けているサイトの被リンクチェックでは、A+B相当のリンクジュースを受け取っている形になっており、最終的にはBの表示で検索結果画面に表示されています。
追記: 8/12時点でキャッシュ8/4のBに入れ替わりました。
<結果>
これらの事から「YSTのリダイレクトによる特性」が見えてきます。
◇YSTはリダイレクト「したいページ」を「するページ」に単純に統合するわけではない。
◇リダイレクト先とリダイレクト元のそれぞれの被リンク力によって強い方を一時的に優先する
◇段階を経て、リダイレクト先に統合される。
実は、別URLへの引越しでもこの現象が確認済みです。
飛躍的な言い方をすれば、条件さえ整えば悪質なリダイレクトで順位操作ができてしまいます。
それを防ぐ為に「サイトエクスプローラー」内で、被リンク元のページに「スパム報告」のチェック項目が存在します。
これは、ドメイン年齢によるケースもあり、検証すれば面白い事実が次々に出てきますよ^^
ぜひいろいろと検証してみてください。
<補足>
今回この日誌を書く上で、Kさんとの相互リンクが非常に参考になる例となりました。改めてご紹介させていただきます。

運営ブログ:脳梗塞~SEO研究で奇跡の復活!
通常私はTOP相互リンクは行っておりませんが、私も過去、交通事故のリハビリ中にサイト作成を学んだ経験があり、Kさんが大変努力家である事にも感銘を受け、敬意を込めて相互リンクさせて頂く事になりました。
