YSTのスニペットに関する追記と回想録。
過去記事
YSTの謎:titleタグを無視してh1をSERPに返すケースがある
に追記情報です。
海外SEOで有名な鈴木氏のつぶやきで上記内容の要因が判明しました。
<つぶやき内容>------------------------------------------------------
SERPのスニペット生成に関するYahooの特許。1)クエリ依存、2)クエリ非依存、3)インテンション推測の3種類がある。 特許内容(英文)
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鈴木謙一氏のツイッターアカウント
http://twitter.com/suzukik
関連記事
Yahoo!検索結果のページのTitleはどうなってるの?
YSTの特許という話は以前から承知していましたが、スニペットに関わるものというのは今回はじめて知りました。
で私のつぶやきが以下。
<つぶやき内容>------------------------------------------------------
今日のYST特許の件で、実はYSTのビジョンに時代がマッチしてないだけで、タイミングが違えば、米でもGoogleよりシェアを取っていた可能性があるんじゃないかな・・・なんて思った。 ・・・・どうあがいてもタラレバだけどw
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「なにバカなこと言ってんだか」と思われたかもしれません。
一応、補足しておきます。
特許が示す意味は↓
「スニペットにタイトルタグが使われるというのは既存の固定概念でしかなく、検索エンジンユーザーにとって、必ずしも必要な情報とは限らない。という視点がYSTにはある。」
という事。
反面、googleの戦法は、ウェブサイトマスター(ホームページ運営者)を育てる。
(以下は個人的見解です)
・検索結果に安定性を持たせ。
・ページランクという概念でウェブマスターを惹きつけ。
・基本的なSEOに対しても「分りやすさ」を提供する。
・アルゴリズムも最高と思われる頭脳の集合体として供給しSERPsに反映。
そうすることで、検索結果の内容(中身)となる「ウェブ運営者の支持」を取り付ける。
↓
分りやすいがゆえに、ますます支持者が増える
↓
情報発信者の支持を持ちえたGoogleはエンドユーザーの獲得もしやすくなる。
↓
6割のシェアを確保した時点で、不動。
戦略と戦術を持ちえた時点で実は勝敗を決していたのでしょう。
で、
YSTは「スニペットを変える」という戦術をいまさら(昨年)行使したわけですが、既に作り上げられた概念に慣れている私たちウェブ運営者にとっては違和感ありありです。
よって
=「YSTは変」=「支持できない」という傾向に。
要因が変われば結果も変わる
優れた戦略を持って、最初の戦術(先手)を行使していればアメリカでも今の状況ではなかったはずです。
きっと、先見性を持った、戦術を後手で行使する前にGoogleを凌駕する戦略が必要だったのでしょうね。
ちなみにヤフーとグーグルの理念はこちらのページ下部で紹介しています。
該当記事を書いた頃、
YSTの理念に該当するページを見つける事ができませんでした。
よく探せばあるのかもしれないのですが、情報が飛び込んで来ない時点で・・・
=「情報発信者に基軸となる部分が伝わっていない」
=「ウェブ運営者に支持者ができにくい」ということです。
