相変わらず追求するほど迷走してしまうYSTですが、「何コレ!」状態の新たな事例が出ているので綴っておきます。
要因は想定でしか書けないので事実だけを読み取りください。
尚、「YSTに対しての影響を出来るだけ避けたい」という理由で、リンクは貼っていません。
◇その事例とは
titleタグを無視してh1をSERPに出している
以下の画像はヤフーの検索結果

検索キーワードは画像をご確認下さい。
その検索に対して3位で表示されているリンク先のタイトルが、該当ページのtitleタグではなく、h1タグになっています。
該当ページのキャプチャー画像は↓

ページの正式なタイトルは
みんなのFX口コミ<クチコミる!>
ではYSE(サイトエクスプローラー)上ではどのように表示されているかというと↓

titleタグどおりのインデックス状況です。
上記ページに限らず、同サイト内の数ページでこの現象が確認出来ています。
この現象が何か問題を引き起こしているのかと問われれば「特に問題なし」なのですが、結果として「通常tilteタグを表示するところにh1を表示している」のならば、何らかの要因がそうさせているわけです。
その要因が、「良」なのか「悪」なのかが気になるところです。
「良」であれば、問題ないのですが、問題なければtitleタグが表示されるはず。
「悪」であれば、後々、心配の種です。
又、要因がYSTのバグであれば、いちいち振り回されたくないところです。
一応、要因と思われるものを記しておきますが、私自身は、今回の事例に対して何らかの手を打つつもりはないという事をご了承ください。
◇想定される要因
ここからは想定の上、かなり混乱する内容になります。
(めんどくさいと思ったら、また後日お会いしましょうw)
要素1) アンカーテキストに対するポイントが高め
該当サイトは9/4及び14日のYST変動でトップページダウンペナルティになっているサイトです。
以後、ある程度の修正を行いましたが、現在もTDP状態となっております。
(放置理由はこちら)
9/14時点ではサイトタイトルの検索でもTOPページが表示されない状態でした。
11月に入り、ここ2週間ほどの動きの中で、「サイトタイトル」と「指名」の検索ではTOPページが1位で表示されるようになっています。
ただ、YSE(サイトエクスプローラー)上でTOPページが一番ではありません。
サイトタイトル(口コミサイトのクチコミる!)で検索=1位
指名検索(クチコミる!)で検索=1位
これはアルゴリズムの更新によるものではなく、インデクサー上のペナルティフィルターを修正した事が原因で、SERPが変わったものと思われます。
(↑憶測です。・・・が、先日YSE内のエラー情報が全てクリアされた事が関係していると思います)
9/4~12のY更新でサイト内のアンカーテキストに対するポイントが高く、titleタグのポイントが従来よりも低かった為、このような現象が出たと見ています。
(実はSERPにh1が表示されるだけでなく、アンカーテキストが表示されているケースもあります。)
要素2) キーワードポイントの扱いゆえ
YSTでは助詞の扱いもポイントの増減に影響を与えているようです。
いままでは、「より日本語として自然な言葉を」と云われていましたが、アルゴリズムは正確に日本語を把握している訳ではないと思います。
単語の連続は日本語として不自然=単語の間に助詞が入る
ゆえに助詞にもポイントを付与して、トータルを見ている。
=助詞がないとポイントが高くなりすぎてしまう。
又、カタカナ、漢字、かなの重複も考慮。
「口コミ」「クチコミ」はGoogleもYSTも同じキーワードと見ています。
(正確にはマッチしたほうがポイントは高いと思いますが)
ゆえに、その点も考慮しなければならない。
これらの要素1)2)から、単純にtitleタグを長くすれば、SERPは正常になると思われるのですが、
ポイントが変化する=順位に影響を与える
なので、今回は手を加えず静観となっています。

私のたわごとはさておき、「titleタグが必ずしも検索結果に反映される訳ではない」という事実だけをお持ち帰り頂ければ幸いです。
12/15追記情報
YSTのスニペットに関する追記と回想録。